2007年9月5日水曜日

国政への不安

 安倍内閣になってからというもの、大臣の辞任騒ぎは止まらない。
 今回も内閣改造をしてから8日目で辞任騒ぎになってしまった。
 参議院選挙による自民党の大敗は様々な波紋を投げかけた結果からに過ぎない。確かに、これまで先送りになってきた様々な問題(特に年金問題)があるにせよ、政治と金の問題がこうも次々と明らかになってそれによる辞任騒ぎは殆ど異常といわざる得ない。
 自民党に大敗による民主党の台頭は確かに他の国の政治形態である2党政治に近いものを連想させてくれるが、今のように単に辞職すべきなどというだけでは建設的な意見とはいえない。
 現在、辞職騒ぎが続き、国政が全く見えてこないので、その辺りがどのようになっていて、何が採決され、どんな議論が現在進んでいるのか。そんなことを報道のラインに乗ってこないのが問題である。
 国民が知らない間に様々なことが採決されていくとなると困った話である。
 不祥事は許されるべきではないが、この問題だけに取り組んでいるとなるととんでもない国政への怠慢であることは明らかである。ぜひ、早急に解決を図り、今後このような問題が発生しない仕組みをつくり、それにしたがって実行していって欲しい(自分らのことを自分達で採決するとはなんとも奇妙な話ではあるが…)