2015年3月17日火曜日

世界は確実に身近になっていると思う瞬間


 インターネットは確実に世界を身近にしてきていると実感している出来事を今日は紹介しようと思います。
 なぜって?

 既存の枠組みが徐々に崩れてきているのを私自身が実感しているのでシェアしようかなと思っているからです(余計なお世話かもしれませんが・・・)

 私自身、自分自身が金融機関に務めた経験は一度も無いのですが、投資にはとても興味を持っています。
 実際、ネット証券で株式を購入したり、背伸びして不動産を買ってみたり・・・。
 試せるものは自分の範囲で色々と試してみるというのを三十路になった位から試しています。

 つい最近まで無かった金融サービスがタケノコのように次々立ち上がってきているのを最近実感しています。
 所謂マイクロファイナンスの範囲に入ると思うんですが。
 
 マイクロファイナンスというのはご存じですか?
 貧困層の事業主に少額の金銭を貸付し、利益とともに返してもらう方法です。
 有名なのは「グラミン銀行」と云われるユヌスさんが始めた取り組みですね。

 日本でもマイクロまでは行かなくとも、もう少し大きなお金で事業主を助ける取り組みをインターネットを通じてされる動きがつい最近出てきました。
 これまで銀行が橋渡し役であったのが、徐々にクラウドファンディングと云われる手法が広がってきています。

 代表的なのは、アメーバーブログを運営しているサイバーエージェントがサービス提供している「Makuake」(https://www.makuake.com/)というクラウドファンディングサービス。
 日本でこれから展開しようとしているサービスをプレゼンして、良ければそこに資金を応援する。金額によって何かの特典を付けるといったことを行う事もあるようです。

 ほかに、「クラウドバンク」(https://crowdbank.jp/)という取り組み。
 これもクラウドファンディングの一種で、上との違いは、企業に資金を提供し、見返りを利回りで返していく形。これはこれまでの銀行の取り組みに近しい形をファンドという形で提供しているので、中には利回り保証を出していてもそれに満たないケースもあるし、中には元金保証を謳っていない金融商品もあるので気をつけたいところではありますが。

 また、海外へ資金提供を行うケースもあります。
 「クラウドクレジット」(http://crowdcredit.jp/)
 これは、元金と利回りという形のクラウドファンディング。投資先はペルー。
 いわゆる発展途上国への支援という形ですね。当然不安定なため、利回りは高めです。
 
 これらは全てインターネット利用で進められているサービス。
 今後こういったサービスがまだまだ増えていく可能性が高いですし、発展途上国へ気軽に自身でも応援できるし、それだけの投資機会を持つ事が出来るのは非常に便利になったと感じます。
 
 さて、銀行のこれからの動きというのはどうなっていくんでしょうか。
 こういったクラウドファンディングの広がりは、これまで銀行が担ってきた役割ですが、このクラウドファンディングは、今の銀行の利回りよりもはるかに高い利回りを生んでいます。要は間接費がそれだけ掛からないのが強みなのかもしれません。視点が違っていたらスイマセンが(汗)
 銀行も単に預けているだけでは利益は出ないので、企業投資が有効なんですが、この不景気の中で巨額で動かせるところも少ない。そのため、安全に利益が確保できる国債へと資金が流れるのですが、長期国債の利率を見ると・・・。
 これからの企業融資の形も徐々に変わっていくのでしょうと感じる一端がこういったもののように自分は感じます。

0 件のコメント: