2015年3月23日月曜日

福祉業界の話


 私は少しだけ医療業界で働いていました。
 正確には医療福祉業界になるのですが。

 医療業界というとどんなイメージでしょうか?
 少し敷居が高いだとか、少し特殊なイメージがあるのかもしれませんが、実際は結構普通な感じだと思います。
 私自身はひとつの所でしか働いていなかったのでなんとも言えないのですが・・・。

 私の医療福祉業界での遍歴ですが、
 ある特別養護老人ホームで経理・総務を担当 → 介護老人保健施設にて請求書作成・総務を担当 → クリニックで請求書作成・総務を担当

 おおまかに書けばこんな所です。
 医療福祉業界では、国の設置認可が降り、そこから何事も動いていきます。
 というのも、医療保険や介護保険が適用されるためです。

 医療保険や介護保険は点数で加算され、そして色々な条件で加算や減算の条件が加えられて患者さんにお支払いをお願いするというものです。
 
 医療保険は、その方の保険区分によって種類が違うので、なんとも言えないのですが、
 介護保険は単一です。

 介護保険では、その方の「要介護度」「その施設の適用区分」で概ねのサービス費用の概算が適用されます(介護老人保健施設に入った場合)。
 国と利用者へ請求をそれぞれの割合に基づいて請求を出すという流れで構成されています。

 介護分野はこれから成長分野の一つに挙げられていますが、
 私自身が思うのは、本当の介護保険の適用事業所ではなく、その周辺事業のほうが儲かっているんじゃ?と思っています。
 というのも、本体である介護保険事業では、国の政策に大きな影響を受けるため。国策では、なるべく自宅介護が出来るような姿勢を取りつつ有り、社会保険料が増大する中でどのように削減をしていこうかと考えているように感じる。
 その中で、本体は労働力はいるけれど、国策に合わない運営をしていくと先細りとなり運営自体が難しくなる・・・。といった具合。
 
 なので、成長分野だけれどうまく行動しないと成長には乗れない分野なのかもしれません。

 これから参入を考える際には少し考えても遅くはないかもしれません。

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