2015年4月12日日曜日

小説というエンターテイメント


 
 先日は、実用書についてすこし書かせてもらいました。
 今回は小説について少しばかり書いてみようかと思います。

 私はジュニア向け小説(ライトノベル)から普通の小説まで幅広く読んでます。
 一昔前なら、ライトノベルは「ヲタク系」という印象を持ちますが、今では市民権を持った方ではないでしょうか?
 その一つの要因としてテレビドラマ化やアニメ化があると踏んでいます(違ったらゴメンナサイw)

 ライトノベルの始まりは私が中学生の頃だったように思います。
 ひょんなキッカケで読むようになったライトノベルですが、有る特定の著者作品しか読まなかったため結構偏っているのかもしれません。

 そして小説にも徐々に読むようになるのですが、
 今は結構落ち着いて読む量も少なくなりましたが…あれですね。
 たまに読みたい衝動に駆られることもあります。

 小説もので好きなのは有川浩氏の作品「図書館戦争」シリーズやその劇中で語られる「レインツリーの国」を始めとして「海、空、陸」三部作も読破しました。作りこまれた世界観に引き込まれるとてもステキな作品だと思っています。
 他に好きな作家さんは宮部みゆき氏。著者さんはゲーム好きとしても有名だと思いますが、アニメ化されたブレイブストーリーは完全にRPGを活かした世界観のように思います。他、別の作品に登場していた人物を登場させたりと物語の連続性なども読者としては嬉しいサプライズのように感じます。
 他、他の作品に登場人物が出てくる作家さんとして私が好きなのは高畑京一郎氏
 この方の作品も、同じ登場人物が同時代で出てくるパターンか未来を軽いタッチで描かれているケースがあり楽しめる作家さんです。しかし、この著作の真骨頂は、バラバラの時間軸を精密に組み立てて、謎解きストーリーとして仕立てている所だと思います。
 読み進めていく中で徐々に解されていく謎を読み進めていくドキドキ感が今思い出す中でも頭のなかで蘇ってきます。

 他、感情を揺さぶるような作家さんとしては、恩田陸氏や小川洋子氏、梨木香步氏などは秀逸な作品と思っています。
 淡々とした日常を描く作家さんとしては、夏色銀生氏などはいきいきと生活感たっぷりに絵描されていて元気になるような作品に思えます。

 私自身、小説というのは簡単に日常から離れられるツールだと思っています。
 通勤電車などで周囲を見ているとゲームされたり、マンガを読んでいる方もいらっしゃいますが、たまには小説などで違う世界感を味わってみるのも妙味があるように思います。

 試されていない方はぜひお試しください。

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